行き場

アイドルは探すものじゃなくて 向こうからやってくるもの

上田くんの可愛さに気付いてしまった

3ヶ月ほど前、わたしは突然上田竜也さんに落ちました。

ジャニーズにちゃんとはまったのは初めてのことです。昔少しだけHey!Say!JUMPが好き(と言っても超ライト)だった時期もあったんですが、はまって一年も経たないぐらいで推しが脱退してから好きなメンバーがブレにブレまくって迷走していたところでハロプロに興味を持ちはじめ、そこから次第にハロプロ一本になってどんどんはまっていき、現在まで6、7年ほどハロヲタをやっています。ちなみに現在の推しはモーニング娘。’18の生田衣梨奈ちゃんとアンジュルム佐々木莉佳子ちゃんです。ハロプロの入り口はBerryz工房(ここで強いアイドルは最高と刷り込まれた)

最近ではセクゾやV6やキンキにうっすら興味を持ったり、シンメというシステムに興味津々だったりしつつも、がっつりはまることはありませんでした。グループの雰囲気が好きでも「この人が推し!」というメンバーはいなかったので、ふわっとした「好き」に留まっていました。

ところが急に、全くノーマークだったKAT-TUNの中に推し(担当)を見つけてしまったのです。

 

たまたま見ていたTHE夜会に、ゲストでKEN☆Tackeyが出ていました。タッキーと櫻井くんは因縁の関係?らしく、滝沢派VS櫻井派という形で、2人を慕う後輩たちからの証言をもとにどちらがジャニーズを率いるのにふさわしいか決める、という対決をしていました。

それぞれ3人ずつの証言がフリップで紹介されていったのですが、櫻井派、まさかの3人分を上田くんが独占。しかもコメントがフリップに収まりきらず、1人だけVTRにまとめられる。愛が重い。

この時点でちょっと面白いんですけど、櫻井くんが語る上田くんのエピソードも面白かった。

櫻井アニキを慕う後輩を集めた会でアニキに軽口をたたく後輩に対し「お前アニキに何言ってんだよ」と凄む。アニキの前では「アニキ今日はありがとうございました」と可愛い感じになっちゃう。

アニキとの食事に遅れそうになり「今日ほど目の前の車を吹き飛ばしたいと思ったことはありません

写真を撮る時どうしてもベロが出ちゃう。

「アニキが手酌で豪快に酒を注ぐ姿が海賊みたいでかっこいい」という独特の感性。

様子がおかしすぎる。もうめちゃめちゃ面白い。

この時上田くんのことはほとんど知らなくて、顔と名前は一致していましたがKAT-TUNの中で一番印象が薄かったかもしれない。もともとKAT-TUNってヤンキーっぽいイメージでしたが、上田くんがここまでゴリゴリの愉快なヤンキーキャラなのは知りませんでした。

その後はタッキーと櫻井くんの仲直りキッスに気を取られていたのですが、どうも上田くんのことが頭の片隅に引っ掛かっていて、気が付けば「上田竜也」で検索していました。

画像を見ていくと金髪ツンツンのヤンキーに混じって中性的な栗色の髪の男の子が目に付きました。わたしのうすらぼんやりとした記憶の中のKAT-TUN上田は確かにこういう可愛い系だった気がする。ボクシングやってるのもなんかテレビで見たことあるな。これがあのヤンキーになったのかあ、ふ〜ん。

 

……ていうかめっちゃ可愛くない?

 

オレ、気づいちまったんです!

美少女時代の上田、ありえん可愛い。

このめちゃめちゃに可愛い茶髪時代は「甘栗期」と呼ばれているらしいと知り、「甘栗期」「上田竜也 かわいい」などと各所で検索しました。ツイッターでは物凄くタグが充実していて、延々と見てしまう。可愛い上田くんが視覚に雪崩れ込んできて、頭を埋め尽くしました。上田くんは髪型もキャラもかなり変遷があることがわかりましたが、この時点では甘栗に夢中でした。

そこからKAT-TUNの動画を延々と見る日々を過ごしていましたが、まあ言うても1、2週間ぐらいで飽きるだろうな、と高をくくっていました。最初は甘栗が好きなだけだと思っていたし。というより本気ではまってしまうのが怖くて自分に言い聞かせているようなところもありました。だってめちゃめちゃメンバー抜けてるじゃないですか(オブラート0)しかも一旦休業もしてて、よく知らない人間からしたら信じて大丈夫なのかわからなかった。とりあえず動画を見まくって自然に飽きるのを待とうと思ったんです。

 

あれ?おかしいな。全然飽きない。

薄々気付いてはいたんです。もう足が抜けないほど沼に沈んでいると。

そもそも動画を延々と見ている時点で飽きる気がないだろうと。

美少女のようなビジュアルから放たれる想像よりも低い声や、オラオラした外見に反して繊細で甘い歌声、美しい造形に裏打ちされた確かな可愛さ。髪型やキャラが変わっても変わらずずーっと可愛い。むしろ変わってきたことによってより味わい深いものになっている。ビジュアルだけでなくふとした仕草が意味分からんぐらい可愛い。もうDNAにカワイイって刻み込まれてるんでしょうね。たぶん塩基配列もA・T・G・CじゃなくてK・W・I・Iで構成されてる。

いつしか「上田可愛い……」と思いすぎて、他のアイドルの画像とか見て可愛いと思った時にも「上田可愛い」という言葉が浮かぶようになっていました。もう「可愛い」と「上田」が頭の中で強く結びつきすぎて枕詞みたいになってるんですよ。

もちろん上田くんの魅力は可愛いだけではなくて、なんか感性が独特でちょっとした発言が面白かったり、ファンに向ける顔が聖母のように優しかったり、言葉が力強くてかっこよかったりするんですよ。例えば、

 

「失敗するならさ、人を信用して失敗したくない?裏切られたらそれなりの対応で返そうよ」

 

か、かっこいい〜〜!!めちゃくちゃかっこよくないですか?!こういう男前なところほんと最高。わたしは基本人を疑ってかかってきたのでこれには痺れました。強い。色々あった分言葉に重みがありますよね。まあこれはバラエティのゲームでの発言で、そんなに重たい意味は乗せられてないと思うんですけど。この発言を知って、悲しい結末を恐れるよりも一回信じてみようと思ったところはありました。

 

そんなこんなで思ったよりずぶずぶと沼にはまってしまったわたしは、DVDでもっと上田くんを堪能したいと思い手始めに『QUEEN OF PIRATES』を購入しました。「KAT-TUN DVD おすすめ」みたいな感じで調べたのかな?たぶん。この時の上田くんが甘栗でマジ美人、的なことを書いてあったのでホイホイされました。

これは海賊がテーマのコンサートで、上田くんの「アニキが酒を注ぐ姿、海賊みたいでかっこいい!」という感性はここで育ってきたんだな…と繋がった気がしました。

テーマがしっかりあって演出がすごくて、みんな普通に歌上手いしパフォーマンスも強そうでかっこいい。メンバーそれぞれパッと見で分かる個性があって、衣装もそれに合わせて作られてる。端的に言って最高だった。(語彙力がないので端的に言うことで誤摩化しました)あと天狗の格好して「鼻が伸びてる調子に乗っちゃってる」って自分たちで歌ってたのには笑いました。しかも調べたらメンバー作詞で、ほんとにKAT-TUNって最高だなって思いました。

そして評判通り上田くんがマジで美人で、もうめっちゃめちゃ可愛くて、こんなに可愛い人がいたのになんでわたしは今まで気付かなかったんだろう、上田くんがこんなに可愛いってなんで誰も教えてくれなかったんだろうと憤りを覚えるほどでした。もっと早く知りたかった。この時代をリアルタイムで見ていたかった。このような悲しい思いをする人間を増やさないためにも上田くんの魅力を一刻も早く世間に知らせないといけない(真顔)

そっからDVDやらシングル、アルバムの初回盤やらを買い集めて貪るように映像を見ました。コンサートにも行きたいと思うようになって、「本気でチケット取りたいなら早めにFC入っといた方がいい」と教えていただいたのでとりあえずFCに入りました。CASTには残念ながらご縁がなく入れなかったんですが早く次の何かがあるといいな〜〜!

 

余談ですが、はまってすぐにKAT-TUNバズリズムとおしゃれイズムに出ると知って一応録画しておいたんです(リアタイもした)。でもその時はそんなにガチではまる予定ではなかったので、容量足りないしどっちか片方残しとけばいっか〜ってバズリズム消しちゃったんですよね。本当に悔やまれる。上田の鼻〜〜〜〜!!!!!!